3時のサプリとして、おやつ代わりに食べられると小さな子供に人気のカルシウムグミ。
そんなカルシウムグミを食べて、子供の背が伸びた効果を実感しているという人は、実は大きく間違っている可能性も。
なぜそう言えるのか?実はカルシウムグミでは、子供の身長を伸ばす効果のある成分や栄養素を摂取できないことがわかっているから。
目次
3時のサプリ、おやつ代わりに食べられるカルシウムグミとは?
カルシウムグミは他のサプリメントよりも、3時のおやつに食べられるサプリメントに仕上げることで、子供が抵抗感なく食べられるような工夫がされている商品。
そのため、他の身長サプリメントにないような、グミという少し変わった形状になっています。
これは子供が食べると、お菓子かと見間違う程なので、3時のサプリという言葉がぴったり。
糖衣で包まれた中にグミ状のモノが入っている、これは完全に見た目がお菓子です。
原材料を見ても、砂糖、麦芽糖、ゼラチン、水飴、りんご果汁、コーンスターチという順番で配合されていますので、完全にお菓子の栄養成分。
だから、子供が喜んで食べるのも納得できます。
それでも子供の身長を伸ばす効果があれば良いのですが、そういうこともないでしょう。
3時のサプリ、カルシウムグミの見た目や食感とは?
カルシウムグミがどのような商品なのかは、上記写真を見るとよくわかると思います。
大人の爪の大きさ位ある、一粒のサイズが非常に大きなグミで、糖衣で覆っていることもあり、かなり強く噛まないと食べることができません。
ちなみに1日の推奨摂取量は、6粒のカルシウムグミ。
試しに一度に6粒のカルシウムグミを口に入れてみましたが、大人の私でも噛み切れないほど硬く、ボリューム感があり、これを子供が一気に食べたら大変なことになるかも。
そう思わされるほどの食感で、なかなか噛み切れず、1〜2分かかってようやく飲み込むことができました。
1粒でも満足感があると言われれば、そうなのかもしれません。
でも子供が毎日食べるものだと考えると、もう少し柔らかくても良いですし、食べやすいサイズに小さくなっていてもよいのかな?と思わせるレベル。
食感や安全性を考えると、幼稚園児や小学校低学年の子供にカルシウムグミをひとりで食べさせるのは、危険かもしれないと感じています。
そういったこともあるのか、カルシウムグミには、保護者の管理の元で食べさせてくださいという記載がありますので、注意しないと大変でしょう。
ちなみに味付けは、お菓子のヨーグルト味の味が少し薄い感じ。
中学生の息子に食べさせたら、固くて美味しくないし、これはいらないかな・・・という感想でした。
カルシウムグミは何歳から食べさせられる?対象年齢は?
ちなみにカルシウムグミの推奨年齢は6歳以上ですが、親が注意して食べさせるなら3〜5歳の子供でも問題なく食べることができると書かれています。
このサイズのこの固さのグミを3〜5歳の子供に?と思いますが、販売する企業からすると、肝油ドロップのような位置づけで考えているのかもしれません。
そもそも肝油ドロップは、柔らかいので子供が喉につまらせる可能性は非常に低いですが、カルシウムグミはそうではありません。
個人的には、小学校に入学した年齢でも少し心配なくらいです。
それくらいのサイズ感と食感がカルシウムグミにはありますので、もしあなたが公式サイトの記載を読んで、小さな子供にカルシウムグミを食べさせようと思うなら、しっかり考えてください。
普段から固いものを食べる食習慣があり、飲み込まずにしっかり噛む子供なら、カルシウムグミもそこまで危険だと思いません。
しかし、お菓子を与えるとあまり噛まずに飲み込んでしまう癖がある子供の場合、カルシウムグミのサイズ感と食感は、非常に気になるところ。
その点だけはしっかりと考えて、子供にカルシウムグミを食べさせるかどうかを判断してくださいね。
でも購入前に、もう少しだけカルシウムグミに期待できる効果や特徴などを紹介したいと思います。
カルシウムグミでは、子供の背を伸ばす効果がない。
カルシウムグミに、子供の背を伸ばす効果があるのか?
ここがすごく大事な話ですよね。
残念ながら、背を伸ばす栄養素が十分に含まれていませんので、ないと考えるべき。
カルシウムグミは、カルシウムとビタミンDの栄養機能食品です。
これは国が定める基準量に収まる範囲で、栄養成分が含まれている場合に、使うことができる表現。
ちなみに栄養機能食品は、トクホのように国が調査を行なうのではなく、企業が主体的に活用することができる制度です。
だから、自社商品が栄養機能食品だと言おうとすれば、どんな会社でも言うことができる表現。
効果効能の有無ではなく、含有量だけの話です。
そして、カルシウムとビタミンDは、健康的な骨を作る上では非常に有益な成分ですが、骨を伸ばすのではなく、骨の強化を行なう栄養素。
だから、カルシウムグミを食べても、子供の骨が効率的に伸びるわけではなく、身長が伸びるということに直結しません。
カルシウムグミのモンドセレクションは効果を示すものではない。
でも6年連続モンドセレクション最高金賞だから、その効果が凄いのでは?と思う人もいると思います。
モンドセレクションとは、出品者からモンドセレクション本部に送付された商品に対して、専門家や評論家などが審査を行う制度のこと。
このモンドセレクションに出品するのに、1100ユーロほどの費用が必要になります。
そして効果効能を示す基準ではなく、「味覚」「衛生」「パッケージに記載されている成分などが正しいか」「原材料」「消費者への情報提供」等の項目をチェックするもの。
明確な基準は示されていませんが、出品数の8割以上が日本からのもの。
そして相対評価で上から順に、ランクづけが行われる制度です。
モンドセレクションも栄養機能食品と同様に、効果効能の有無を意味する評価機関ではないのが実際の話。
この点を多くの日本人が誤解しています。
数年前にプレミアムモルツが、モンドセレクション金賞受賞とCMで流したところ、バカ売れしたので、それから日本企業の出品数が増えたという歴史がある評価制度。
日本人とすれば、海外の著名な賞を受賞していることは信頼にあたると考えるかもしれませんが、これはその部分を逆手にとった、企業のマーケティング手法です。
本当に大事なのは、どんな賞を受賞しているのか?ということではなく、子供の成長に本当に必要な栄養素を摂取できるのか?
という部分ではないでしょうか。
その意味からすれば、いくら子供が沢山食べてくれるからといっても、全く意味はありません。
残念ながら、カルシウムグミだけの栄養素では子供の背が伸びることはない。
それだけはお伝えしておきます。
子供の身長を伸ばすには、タンパク質が重要!
カルシウムグミでは、残念ながら子供の身長を効率的に伸ばすことができません。
実際に摂取できる栄養成分を紹介するのが、最も簡単に理解してもらえると思いますので、下記を早速チェックしてください。
これがカルシウムグミの実際の効果が、客観的に分かる数値データ。
カルシウムグミというだけあって、カルシウムやマグネシウムを摂取することができますが、子供の身長が伸びる際に重要なタンパク質は非常に微量です。
この0.5gというタンパク質の摂取量は、10〜11才の50g、12〜14歳の60g(共に摂取推奨量)と比較すると、どれだけ少ないかがわかりますよね?
しかも子供の身長を伸ばすために、最も重要な栄養素はカルシウムではなく、タンパク質。
タンパク質が骨の骨端線で、コラーゲンに再合成されて、骨を伸ばし、その結果として、身長が伸びるんです。
だからカルシウムグミの栄養素では、子供の身長が効率的に伸びないと考えるべき。
カルシウムグミを購入しようと考えている親御さんにおすすめなのが、息子も飲んでいるカラダアルファ。
カラダアルファは、タンパク質を中心に様々な栄養成分を豊富に摂取することができ、しかも原材料の多くが天然由来の成分のために、吸収率も吸収後の作用も期待できます。
これは100gのカラダアルファで摂取できる実際の栄養成分
カルシウムグミと大きく違うことがよくわかると思います。
カルシウムグミは粒も大きく、小さな子供が食べるには不安ですが、カラダアルファは、粒も小さく小さな子供でも安心して食べさせる事が可能。
このあたりの安全性に対する配慮は非常に大切なこと。
もし本当に子供の成長を願っているのであれば、実際に豊富な栄養成分を摂取できる、カラダアルファのような身長サプリメントを購入しましょう。
カルシウムグミには、中高生向けのカルシウムグミB1もありますが、実際に摂取できる栄養成分をチェックしてみても、やはりカルシウムが主体ですので、私なら購入しませんよ。
【速報】NHK「所さん!大変ですよ」で身長サプリメントの特集が!
NHK総合の人気バラエティ番組「所さん!大変ですよ」2017年7月20日(木)放送分で、身長サプリメントをはじめとする子供向けのサプリメント特集が放送されました。放送タイトルは「なぜか女性に話題!?不思議なサプリメント」で、サプリメントの効果に疑いを持っている所ジョージさんの目の前に様々なサプリメントが登場。
まだまだ効果に疑問を持っている人が多い身長サプリメントの気になる効果とは?カラダアルファを飲ませている親御さんのインタビューもあります。
【追記】→所さん大変ですよ。番組の放送内容まとめ。
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